教育学概論Ⅱ(1分冊)教育社会学について

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    資料紹介

    玉川大学の通信レポート【A判定】
    教育社会学の成立と発展についての説明。
    全くの素人が独学で書いたレポートなので、内容に不備がある場合があります。なので、参考用に使用下さい。(素人なので、簡単な内容となっております。)

    ー批評ー
    教育社会学の成立と発展を概観し、必要な論点はもれなくたりあげられてあります。2人の先遣者の考え方、社会化と教育、学校の機能と性格、教育問題としての現代社会という視点から教育社会学の有り方をよく示したといえます。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「教育社会学について」

     教育とは、人間が誕生した時から行われているということは言わずとも、当たり前に皆が認知している事実である。しかし、教育社会学の「教育と社会をリンクさせ、科学的方法を用いて研究する」ということは近年確立された新しい学問である。この教育社会学の成立から発展等の学問の概要や具体的課題などについて述べていく。

     まず始めに、教育科学を新しい学問として成立させた人物としてデュルケームが挙げられる。彼は、教育・学校制度はその時代の持つ社会性質により教育内容が変容していくため、教育体系は社会形態と切り離すことはできないと考えたのである。そのため、教育学を「教育の有り方を反省・見直しする」学問とし、教育科学を「教育を研究する」ものであり、教育を科学的に研究し立証すべきだとしたのである。

     さらに、この学問を発展させていくのがM.ウェバーである。彼は、教育制度がその時代の政治・経済・文化構造によって構成され、それを維持するために必要に応じた機能を果たしていることを明らかにした。さらに社会的態度として求められているものは一切の価値判断を除いた、客観的な姿勢であるあるべきだと説...

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