【PL4030】重複障害・LD等の理論と実際 2単位目

閲覧数2,199
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2015 年度 PL4030 重複障害・LD等の理論と実際 2単位目
    【課題】
    4.発達障害の個別の指導計画におけるアセスメントの種類と意義に関して、論述せよ。
    5.重複障害、重度重複障害、重症心身障害の定義に関し、それぞれ述べ、「学習指導要領における特例」を含む教育の内容について概説せよ。
    6.重度重複障害児の実態把握とコミュニケーション支援の方法について述べよ。

    使用教科書:『障害児者の教育と生涯発達支援』(北樹出版)『重度重複障害のある子どもの理解と支援』(明治図書)『実際に生きる特別支援教育』(明星大学出版)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 / 7

    重複障害・LD等の理論と実際2

     4.アセスメントとは、障害児者への支援サービスを選択するにあたって、どのようなサービスが適切であるかを判断するための基礎情報を集めるための手続きである。個別の指導計画において、個々の子どもの学習上の困難や課題について理解することは重要である。

    初期段階としてのアセスメントは、学校における教師の気付きから始まり、教師によるスクリーニングチェックにより具体的な把握につながる。アセスメントを大別すると、①フォーマルアセスメント、②インフォーマルアセスメントの2種類となる。

    まず①フォーマルアセスメントとは、主に標準化された知能検査や発達検査のことで、具体的には、WISC-Ⅲ知能検査やK-ABC心理・教育アセスメントバッテリー、ITPA言語学習能力診断検査等がある。検査により測定する領域や側面があり、それぞれの検査結果から、得意・不得意、苦手・苦手な部分を補う能力等を抽出し、支援に生かすための手がかりを得る。今後の教育的支援に有効な情報が明確になるという点で重要な意義がある。

    次に②インフォーマルアセスメントとは、数値化できないが支援に対...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。