【PB3090】 児童・進路指導論 1 単位目

閲覧数1,979
ダウンロード数12
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2015 年度 PB3090 児童・進路指導論 1 単位目

    課題:
    学級における児童同士、児童と教師の人間関係づくりと「自己指導力」の関係について述べなさい。それを踏まえて、担任としてどのような点に気をつけ、学校経営を行えばよいか考えをまとめなさい。

    使用教科書:『追補版 生徒指導-小学校-』 味形修(明星大学出版部)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    6 / 6

    児童・進路指導論1

     小学校における生徒指導は、まず担任教師が学級を中心に行うことになる。その基本となるのが人間関係づくりであり、「教師と児童の信頼関係」や「児童相互の人間関係」を育成し、児童理解を深めることが重要である。学級経営を行うにあたって、児童理解の深化には児童の成長発達段階を考慮し、児童一人ひとりの「自己指導能力」を育成することが大切であると考える。

    「自己指導能力」とは、子ども自らが自己を指導できる力のことをいう。今までの経験や体験から学んだことを動員し、目の前にある問題や課題に対して適切な解決を判断し行動することができる力といえる。自己実現と密接な関係にあるこの力は、子ども自らの「自己選択」、「自己判断」、「自己決定」が必要となる。

    この力は人間関係の問題や将来の進路についての問題、日常生活における学習の仕方や生活習慣についての課題などを解決するために発揮する。児童は、授業や休み時間、放課後、クラブ活動や地域における体験活動など、日常の学校生活の様々な場面においてこの力を発揮しなければならない。児童は、教師や親からの影響よりも、同じ年齢や同じ興味をもつ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。