☆ 戦前
・ 総理の選ばれ方:明治憲法に総理、内角についての記述はなく、大老・長老政治化が時期首相を誰にするかと天皇に伝え、天皇が組閣の命令(大命降下)し首相を任命
・ 総理の権限の支え:天皇の信任
・ 総理の位置付け:明治憲法55条が定めているように天皇の輔弼
・ 総理の地位:天皇の信任があれば誰でもよく、明治憲法下では総理は各大臣との首班とされ、憲法上総理大臣は国務大臣の1人に過ぎない扱い。首班とは、同輩中の主席ということであるので首相は大臣の首を切れないため、内閣は閣内不一致でよくつぶれた。
☆ 戦後
・ 総理の選ばれ方:憲法103条に明文化され、国民が国会議員を選び、国会の多数派により、首相を指名する
・ 総理の権限の支え:国民の信任
・ 総理の位置付け:内閣の首長、国民に選ばれたという性格である国会が選んだ総理なので強大な権力を持っている。
・ 総理の地位:国会議員でなければならず、憲法に内閣の首長と明記。首長とは、首相と大臣の間には上下関係があり、首相は他の完了を統括・指揮するといった立場にあるということ。
現代宰相論
<首相の権限>
戦前
総理の選ばれ方:明治憲法に総理、内角についての記述はなく、大老・長老政治化が時期首相を誰にするかと天皇に伝え、天皇が組閣の命令(大命降下)し首相を任命
総理の権限の支え:天皇の信任
総理の位置付け:明治憲法55条が定めているように天皇の輔弼
総理の地位:天皇の信任があれば誰でもよく、明治憲法下では総理は各大臣との首班とされ、憲法上総理大臣は国務大臣の1人に過ぎない扱い。首班とは、同輩中の主席ということであるので首相は大臣の首を切れないため、内閣は閣内不一致でよくつぶれた。
戦後
総理の選ばれ方:憲法103条に明文化され、国民が国会議員を選び、国会の多数派により...