【Z1118】【教育相談の研究(中・高)】のレポート資料です。
基本的には指定されているテキストの内容を要約したものなので、自分の意見や考えなどは少なく構成しております。
設題は、「学校における各種指導(教科指導、生徒指導、進路指導、特別活動等)と教育相談(学校カウンセリング)の関連について論じなさい。」です。
トータル3333文字数で、3200語の指定文字数をクリアしておりオーバーしすぎることもない文字数で要約しております。
レポート作成時の参考資料にしていただければ幸いです。
学校における各種指導(教科指導、生徒指導、進路指導、特別活動等)と教育相談(学校カウンセリング)の関連について論じなさい。
近年における教育現場では、不登校、いじめ、非行などの児童・生徒による問題行動が、学校の問題だけではなく、広く社会現象として捉われるようになってきた。これらの問題に対して、教育的関わりのみではなく、カウンセリング的関わりが重要視され、「学校カウンセリング」の必要性が強調されてきたのである。子どもの問題行動に対する対応を教師のみに任せておく時代は去り、スクールカウンセラーなど、これまで学校が経験したことのない新しい分野の人々との協力が必要不可欠となってきた。そのため、学校教員は従来の教育的アプローチからの指導だけでなく、カウンセリング的アプローチからの子どもの理解が求められる。そこで、学校における各種指導と学校カウンセリングとの関連について述べる前に「カウンセリング」について定義したい。
カウンセリングの概要と歴史
カウンセリングには2つの概要がある。ひとつが、広い意味でのカウンセリングにあたり、人が日常生活を営む上で生じる悩みに対して相談や指導をすることであり、...