歴史学(アジア史)最終レポート(早稲田/社会科学部)

閲覧数2,908
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    早稲田大学/社会科学部/講義「歴史学(アジア史)」最終レポート
    テーマ:書評
    A評価

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    歴史学(アジア史)最終レポート

    内容書評『韓国・半日症候群』を読んで

    Ⅰ・内容要約

    (1) 従軍慰安婦と歴史教科書問題

    日本と韓国の間で従軍慰安婦問題では韓国と日本の主張が大きく違っている。韓国側は元慰安婦女性たちの証言を『日帝下軍隊慰安婦女実態調査中間報告書』として公式文書として発表している。しかし、韓国政府の報告書は根拠が薄く、証言が矛盾している。

    韓国は「まず本質あり」(34ページ,10行目)といった一種の原理主義でこの問題をとらえている。つまり、旧日本軍に従軍慰安婦という制度があり、現に元従軍慰安婦が存在したという事実だけで日本が強制性を認め謝罪し反省するには十分であるということである。それに対して日本は具体的な資料の積み重ねで問題に迫ろうという姿勢である。よって、日韓の間で摩擦が生じるのである。

     歴史教科書問題だが、韓国は日本の歴史教科書における従軍慰安婦の記述に異議を申し立てる。では韓国では従軍慰安婦の記述はどうなのかというと、1940年代は空白となっている。韓国歴史教科書では1910年以降の植民地時代を含めた近代史は強烈な抵抗史観で書かれているからだ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。