佛教大学2015年度、解析学概論(S0642)第1設題A評点リポート
テキスト:「追補版 解析学のための微積分入門(佛教大学)」
A評点で返却されたので、品質に問題はありません。
指定テキスト以外のものは何も使用せずにリポート作成し、
途中式も省かず書いているので、ご自身の学習に役立ててください。
また、
3,200字で書くような他のリポートの場合と異なって、
数学のリポートですので、購入者の方が丸写しをしてリポート提出しても問題はないかと思いますが、
念のために、解答の言葉尻を変えるや、計算の仕方を変える等、してもらえればと思います。
設題:
1.一般項が、次で与えられる数列の収束・発散を調べ、収束する場合には、その極限値を求めよ。
(1)1+(-1)^n
(2)2(n+1)^2/n^2+1
(3)√(n^2+1)-√(n^2-1)
2.f(x)=x^nとおく。また、gを0を含む開区間でn回微分可能で、g(0)=1を満たす関数とする。但し、nは自然数である。この時、次の各問に答えよ。
(1)関数fの第k次導関数f(k)(x)を求めよ。但し、kは、1≦k≦nを満たす自然数である。
(2)h(x)=f(x)g(x)とおく。この時、h(n)(0)を求めよ。但し、h(n)(x)はhの第n次導関数である。
3.閉区間[0,1]をn等分して得られる分割を考え、区分求積法を用いて、次の計算をせよ。
∫(x^2+1)dx
第 1 設題
1.
一般項が、次で与えられる数列の収束・発散を調べ、収束する場合には、その極限値を求めよ。
(1) 1 (1)
n
a n 1 ( 1) n とおく。
偶数番目のみからなる数列は 2 に収束しており、
奇数番目のみからなる数列は 1 に収束している。
よって、数列 an は有界であるが収束はしない。したがって、数列 an は発散する。<終>
2(n 1) 2
(2)
n2 1
1
2(1 ) 2
2(n 1)
n
2
1
n 1
1 2
n
2
2(n 1) 2 2(1 0) 2
2 <終>
lim
1 0
n2 1
n
n2 1 n2 1
(3)
n2 1 n2 1
( n 2 1 n 2 1)( n 2 1 n 2 1)
n2 1 n2 1
n 2 1 (n 2 1)
n2 1 n2 1
2
n2 1 n2 1
2
n
1
1
1 2 1 2
n
n
0
lim...