日大通信「教育の方法・技術論」の科目修得試験A判定合格者による試験対策です。
「教育の方法・技術論」の科目修得試験にはいくつかのパターンがあり、それらの中から毎回ランダムに出題されています。したがってそれらのパターンをつかみ、それぞれの問題にたいする解答を用意しておくことで効率よく試験対策ができます。パターンごとに内容をまとめましたので、試験対策にご利用ください。
日大通信 教育の方法・技術論 科目修得試験対策
「教育の方法・技術論」の科目修得試験にはいくつかのパターンがあり、それらの中から毎回ランダムに出題されています。したがってそれらのパターンをつかみ、それぞれの問題にたいする解答を用意しておくことで効率よく試験対策ができます。以下にパターンごとに内容をまとめましたので、試験対策にご利用ください。
●教育方法学の歴史
教育方法学が成立したのはコメニウスが現れた17世紀であるが、教育の方法を考え、実践すること自体はそれより前から行われていた。たとえば古代ギリシャの哲学者たちがそうである。ソクラテスは「問答」による「対話法」を用いて愛智の教育を追及した。また、中世の大学でも3つの修辞学と4つの数学からなる「自由7科」にみられるように、教育方法に対する自覚はあった。ところが、これらの教授スタイルは「言語主義」の教育方法であり、のちにそこに批判が向けられることになる。その人物がコメニウスである。コメニウスによって近代的な教授理論が生み出され、教育方法学発展の基礎ができた。
1 コメニウス
『大教授学』を著し、すべての人に一般教育を受けさせると...