戦後の社会福祉の展開と今日の課題について

閲覧数1,997
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    文字数2700字程度

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    1

    「戦後の社会福祉の展開と今日の課題について述べよ。」
    はじめに

     わが国では、社会福祉における施策や法制定や施策が推進されている。そこには少子高齢社会が進むため社会福祉の充実に迫られている背景がある。社会福祉は時代や社会体制を反映し発展し展開されてきた。まず、社会福祉の理念や制度について、第二次世界大戦後から社会福祉法成立まで焦点をあて述べていく。そして今日の課題について述べていく。
    1.戦後の社会福祉の展開

     1939~1945年の第二次世界大戦によって、日本は、食料・住宅・物資などが極端に不足することになった。また、浮浪児・者、失業者、戦災者、戦地から戻った軍人など生活困窮者があふれていたため、敗戦国である日本は、国際援助を受け最低限の国民の生活を支えることが当時の社会福祉の課題であったのである。敗戦とともに連合国軍の占領政策がはじまり、連合国軍最高司令総司令部(GHQ)による非軍事化・民主化を基本方針として、日本政府に社会福祉への改革が要求された。日本政府は、1945年12月、「生活困窮者生活援護要綱」を決定し、暫定的に生活困窮者への緊急措置を行った。しかし、この救...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。