教育心理学Ⅰ「学校教育相談とスクールカウンセラー」【玉川大学】

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    資料紹介

    ※このレポートは、玉川大学通信教育部・科目名「教育心理学1」平成22年度課題の合格済レポートです。

    教員による評価・批評は以下の通りです。

    <評価>
    A(合格)

    <批評>
    学校教育相談の課題と、それに向けた教師とスクールカウンセラーの連携の必要性が的確に指摘され、記述されています。
    _______________________________________________________

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    このレポートでは、学校での「教育相談」が効果的に行われるためには何が必要かを、スクールカウンセラーとの連携を視野に入れて説明する。
    学校における教育相談には大きく分けて2つの意味がある。広義の教育相談は、教育指導のための一環としての相談活動であり、不適応な児童・生徒の相談というよりも、多くは教育課程・科目の選択、特別教育活動、学習方法などの教育指導上の相談活動で、学校現場で伝統的に実践されてきた相談活動をいう。
    これに対し、狭義の教育相談は、個人的・社会的不適応についての相談(適応相談)、身体的疾患や障害についての相談(健康相談)、進路の選択・決定についての悩み・不安相談(進路相談)などが挙げられ、古くから児童相談所などの専門機関で行われてきた専門的相談活動をいう。
    学校教師の本来の役割は、児童・生徒に対する教科学習の指導といえる。その教科指導に教師の関心が集中し、「勉強のできる児童・生徒」を育てるため、生徒間の競争心をあおって成績だけを重視してきた傾向が多くの父母や教師にあった。
    近年、その結果とも考えられる生徒や子どもの学校教育への不適応行動や問題行動が多発し、国家的教育課題として...

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