資料紹介

佛教大学通信教育部（小学校教諭一種免許）の合格レポートです。日々の勉強の参考にご活用ください。

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「算数科教育の目標（２つの立場）と評価（行為動詞含む）について、双方の関係を含めて記述し、その後、自分の視点で考察せよ（１６００字程度）。数と計算、量と測定、図形、数量関係、集合・論理の教育の内から一つを取り上げ、各学年での指導内容の構成と、指導のポイントについて記述せよ。
　算数科教育の目標は大別すると２つに分けられる。１つは国が定める基準としての目標、二つ目が数学教育学研究の立場からの目標である。国の基準としての目標は学習指導要領をもとに作成された教科書を使い、その内容と趣旨を正確に理解し授業に生かすことが重要である。しかし現実に指導する児童にはそれぞれ特性があるため、その実態に合わせた指導内容や方法を用いることが教師に求められる能力であるといえる。
　次に算数科教育の評価について述べていく。
　算数科の評価は次の観点に定められている。「算数への関心・意欲・態度」「数学的な考え方」「数量や図形についての表現・処理」「数量や図形についての知識・理解」の４つである。
評価の目的は児童の能力を高めることを目標とし、そのために学習状況の正確な把握や学習成果の確認を行うことといえる。つまり評...

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