近大姫路大学 算数1

閲覧数1,987
ダウンロード数18
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    割合の学習において考えられる児童のつまずきを考察し、割合概念の獲得においてどのような指導をすることが有効であるかを述べてください。
    割合は5年生で学習する。教科書では、比較量÷基準量=割合 の式から割合を導入し、割合を百分率で表すことをまず学習する。その際には、シュートの数などを素材とし、すぐ数値を与え計算して割合を求める。

    例えば、ボールの投げ入れで1日目に15回投げて6回入ったとしたら、次のように教える。まず、一日目に入った数は、投げた数の何倍になっていますかと問う。6÷15=□(倍) 一日目の投げた数15を1と見たとき、入った数6は0.4にあたる。そして、平行線分図を使い、比較し、比べられる量と、もとにする量をしめす。

    図:線分を書く

    このように、くらべられる量が、もとにする量のどれだけにあたるかを表した数を、「割合」といいます、と教え、「割合=比べられる量÷もとにする量」という式を教える。

    この教えかたで浮かぶ疑問は①なぜわり算:6÷15をするのか、②それが、「15を1とみたとき、入った数6は0.4にあたる」ことが、子どもたちにすんなりわかるのかということである。確かに...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。