教育課程を実施するにあたっての配慮事項と教育課程の評価について、あなたの意見を踏まえて論じなさい。
教育課程を実施するにあたって配慮しなければならない事項とて、学習指導要領では12項目が示されている。従来に比べて言語活動の充実、見通しを立てたり振り返ったりする学習活動の充実、障がいのある子どもの指導の充実、情報教育の充実などについて、記述の充実が図られている。以下では12項目について見ていきたい。①児童の言語環境の整備と言語活動の充実。各教科等の指導に当たっては、児童の思考力、判断力、表現力等を育む観点から、基礎的・基本的な知識及び技能の活用を図る学習活動を重視するとともに、言語に対する関心や理解を深め、言語に関する能力の育成を図る上で必要な言語環境を整え、児童の言語活動を充実することである。言語活動は中高そして大人になっても必要な能力である。そのため早いうちから身につけておく必要がある。②体験的・問題解決的な学習及び自主的、自発的な学習の促進。この配慮により児童の興味・関心を生かすことができる。子どもが意欲的に学習に取り組める工夫をすることである。③学級経営と生徒指導の充実。子ども...