経済政策分冊1 日大

閲覧数1,264
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 6ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    平成27年 合格レポート キワードGDP・乗数効果・財政市場均衡・貨幣市場均衡・IS-LM曲線

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     マクロ経済政策は経済成長を高める成長政策と景気の変動を抑える安定化政策の2つに分かられる。経済成長は、一国の実質GDPまたは1人当たりの実質GDPを増大させ、長期的に実質成長率を上昇させるのが成長政策である。
    安定化政策は、経済活動の振幅をできる限り縮小し、実現する実質GDPを供給能力の近辺に安定させるための政策である。安定化政策は不況対策だけを指すわけではなく、不況期に景気を浮揚する政策を実施する一方で、景気の過熱に対してはそれを冷却する政策を実施する必要がある。この2つを合わせて「安定化政策」といえるのである。また、安定化政策は、第1に危険回避的な人々の効用を改善する、第2に不況による生産資源の無駄を防ぐ、第3に景気の過熱による過剰な資源の利用を防ぐといった観点から必要とされ、成長政策を成功に導くためにもマクロ経済の安定化が必要である。
    財市場均衡と財政政策
    財市場の均衡は、総需要と総供給(または投資=貯蓄)が一致するように国民所得GDPが決まる仕組みである。総需要を(A)として、消費(C)、投資(I)、政府支出(G)とした場合の財市場均衡は(総供給)Y=C+I+G(総需要)とな...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。