佛教大学 Z1305教科教育法地理・歴史第二設題

閲覧数1,828
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    佛教大学通信課程のレポートを作成する際に参考になれば幸いです。

    添削担当者の評価を以下に示します。
    【設題の把握】 十分
    【テキストの理解】 十分
    【評価】A
    添削者からの訂正が無く、合格でした。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    世界史B(産業社会と国民国家の形成)の授業のあり方について
     社会科学習の目標は公民的資質の基礎を養成、ひいては市民性の獲得である。反面、今日、学習者にとっての社会科とは暗記科目の色合いが強くなっており、基礎的事項の暗記・認識の延長線上に位置づけられるべき、自らが所属する社会に対する洞察・問題意識というものが、育成されうる環境にあるとは言い難い。特に本稿で扱う歴史分野の学習に関しては、それを学習することと市民性の獲得との間のつながりが見出しにくい状況にあり、学習の意義自体が見失われている側面が大きいと考える。以下では、現在の学校教育の中における歴史の授業が持つ問題点を明確にすべく、まず社会科という教科が本来有している教科観を3点にわたり確認する。その後、上記した目的達成を目指し得る歴史授業のあり方の一例として、「世界最初の奴隷解放革命・ハイチ革命を扱って」と題される米山実践についてその特徴を指摘する。しかる後、米山実践を踏まえ、さらに筆者自身の経験にふれつつ、歴史の授業を構成・展開するうえでの注意点などについて考察することにする。
    社会科観の3潮流
    上記したような社会科教育の目的を支え...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。