佛教大学 Z1103教育心理学1

閲覧数1,271
ダウンロード数0
履歴確認

資料紹介

佛教大学通信課程のレポートを作成する際に参考になれば幸いです。

【設題】
児童期、青年期について社会的認知(社会性の発達、対人関係<親・仲間>)の拡がり、自己意識などがどのように変化するかをまとめよ。

添削担当者の評価を以下に示します。
【設題の把握】 十分
【テキストの理解】 十分
【評価】A
【所見】
フロイトの説を中心に論述したのは良い。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

児童期・青年期における社会的認知・自己意識の変化
 学校は子供達を教育する場である。そしてその教育すなわち生徒を教え育む過程では、様々な形態・種類の指導を与えることが望まれており必須である。例えば一般に挙げられる指導の分類だけでも、教科指導、生徒指導、進路指導、特別活動指導といったものがある。これらのいずれの指導に当たるに際しても、その指導を受けるである学生が今現在いかなる心理的状態にあり、また成長の過程においていかなる段階に位置しているかを知っていることは、教師にとって必須の作業である。以下では、そのような視点のもと、人間の児童期・青年期における広い意味での心理的成長の変遷を、主にフロイトが用いた心理構造の分析のもと概観してみる。
1. 心理構造の3分類
フロイトは人間の心理を形成する要素を「イド(本能の心)」・「自我(行動を決める心)」・「超自我(理想の心)」の3要素に区分し、人間の心理状況とはそれらのつり合い関係によってもたらされるものであると考えた。すなわち、それら3者がバランスよくつりあっているならば、精神的に安定した状況にあり、逆に3要素のうちのいずれかが、優勢あるいは劣勢...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。