佛教大学 M6106 R0113 日本語学概論 第二説題

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資料紹介

佛教大学通信課程のレポートを作成する際に参考になれば幸いです。

【設題】
「美しい」と「きれいだ」について、意味の類似点と相違点を述べなさい。

添削担当者の評価を以下に示します。
【設題の把握】 十分
【テキストの理解】 十分
【評価】A
添削者からの訂正がほとんど無く、合格でした。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

まず『大辞泉』と『大辞林』を用いて、「美しい」と「きれいだ」の用法と用例を述べることとする。

「美しい」の用法と用例

1)色・形・音などの調和がとれていて快く感じられるさま。人の心

や態度の好ましく理想的であるさまにもいう。

あでやか。うるわしい。「若く美しい女性」「琴の音が美しく響く」

きちんとして感じがいい。「美しい街並み」「美しい文章」

清らかでまじりけがない。好ましい。「美しい友情」

2)妻子など、肉親をいとおしく思うさま。また小さいものを可憐に思うさま。かわいい。いとしい。愛すべきである。

①「うつくしと思ひし妹を夢に見て起きてさぐるに無きぞ悲しき」

②「なにもなにも、小さきものはみなうつくし」「妻子みればめぐし美し」

3)立派である。見事だ。

①「かの木の道の匠の造れる、美しきうつは物も」

4)きれいでさっぱりとしている。

「美しう果てた」「美しくお暇とり、二度在所へ来るように」
「きれいだ」の用法と用例

1)色・形などが華やかな美しさを持っているさま。

「きれいな花」「きれいに着飾る」

2)姿・顔かたちが整っていて美しいさま。

  「きれ...

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