T20900/日本大学通信教育部/英語科教育法1 分冊1『第5問』/合格レポート

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    資料紹介

    日本大学通信教育学部
    出題有効期間 平成27年4月1日-平成29年3月31日
    合格評価を得た解答を、そのまま出品いたします。

    出品者からのコメント
    指定教材の議論を踏まえて論じる指示があるものの、教材中の引用箇所が大変わかりにくく、レポートの骨格を作る時点で大変苦労しました。しかも、1900字以上という文字数指定があるので、文字数調整にも神経を使う必要があります。
    当合格レポートをご覧になった上で、合格のレベル感を掴んで頂きたいと思っております。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    5.日本語を母語とする(日本人)英語教師の存在意義について、あなたの実体験を織り交ぜながら、論じなさい。
    1.英語教師に求められる能力
     英語教師に必要な第1の能力は、英語の語彙や文法の知識とその運用方法を学習しようとする生徒の現況を把握し、状況に応じて的確な支援をする能力である。これを指して「臨床医としての能力」と定義する。
     また、第2に外国語を使用する場面を想定すると、日本以外の異文化圏に属する人々と交流することになる。従って、英語教師には英語の語学技術的な能力のみならず、異文化コミュニケーションをスムーズに行うために必要な視点・観点を生徒に伝授する能力が必要となる。これを指して「国際感覚を教える能力」と定義する。
    2.臨床医としての日本人教師の能力
     「臨床医としての能力」は、生徒の誤りを総合的に診断し、その誤りを癒し、癒した結果を次の成長の基盤として育てる能力である。それは、患部をすべて切除して生徒を殺すことではなく、自立的な自然治癒力を高める手助けをし、生徒の潜在能力を可能な限り引き出す点にある。日本語を母語とする日本人英語教師は、日本人生徒と同じ学習過程を踏んできた先輩で...

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