日本大学 基礎化学実験 COD,DO

閲覧数5,526
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    H26年度の基礎化学実験 COD・DOについての実験レポートです。結果は人それぞれですので、実験手順、考察、設問などを参考にしてください。実験手順に関しては、大学院生のサポートもあり、完成度の高い出来となっております。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【目的】

    COD、DOの方法を理解し、それぞれの方法を用いて試料水の酸素量の値を記録する。
    【原理】

    ●COD

    一定の強力な酸化剤を用いて一定の条件で試料水を処理した後に、消費される酸化剤の量を求め、それを対応する酸素の量に換算して表したものであり、試料水中に非酸化性物質がどのくらいあるかを示そうとするものである。日本において、酸性過マンガン酸カリウム法が広く用いられている。本実験では、この方法を用いる。イオン反応式は次の通りである。
    残ったシュウ酸ナトリウムを過マンガン酸カリウム溶液で滴定し、計算によって水中に含まれる有機物と反応した過マンガン酸カリウムの量を求める。この値を酸素濃度に換算する。
    ●DO

    本実験ではウインクラー法のアジ化ナトリウム変法を用いて溶存酸素を測定する。試料水に硫酸マンガン溶液と水酸化ナトリウム水溶液を加えると、水酸化マンガン(Ⅱ)の沈殿物を生成する。この沈殿物は水中の酸素と反応して酸化される。この反応は次の式の通りである。
    この沈殿物をヨウ化物イオンの存在下で酸を加えて反応させると、溶存酸素に対応してヨウ素を遊離するため、このヨウ素をチオ硫酸ナトリウ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。