設題に対する解答を、テキスト・レポートから抜粋し、分かり易くまとめております。
【短時間で一発合格】 を目標に毎試験に臨みました。
従って、脈絡なく意味不明のまま覚えるのではなく、語句のつながりを大切にし、
スーッと頭に入るように心がけて作成しています。
本解答案を暗記することで、私は一度も科目最終試験に落ちずに済みました。
さらに、少量の私見等を盛り込めば、概ね裏面3分の1まで、答案用紙が埋まりますので、
安心して採点結果を待つことができると思います。
皆様の、スムーズな学習のご参考になれば幸いです。
★設題内容★
1.自我と超自我の発達的問題とカウンセリングについて述べよ。
2.青年期(中・高校生)の心理的諸問題とカウンセリングについて述べよ。
3.発達援助的カウンセリングの意義と方法について述べよ。
4.中・高校生の進路相談の意義と方法について述べよ。
5.教師による教育相談(学校カウンセリング)の取り組み方について述べよ。
6.青年期(中・高校生)における人間関係のトラブルとカウンセリングについて述べよ。
Z1118 教育相談の研究(中・高)テスト対策
1.自我と超自我の発達的問題とカウンセリングについて述べよ。
わたしたちの心の中には三重の構造がる。すなわち「快楽を求める心」「快楽・理想のどちらかを選び自分の行動を決定する心」「理想の姿を求める心」フロイトは、それぞれを「イド」「自我」「超自我」と名付けた。
この快楽を追及する心(イド)は、生まれながらに持っている本能だ。このイドは、自分のエネルギー(リビドー)を放出することが、満足につながるため、時と所、場所を選ばす放出しようとする。即ち、善悪を知らず、道徳を知らず、相手のことを考えない。この原則は、自分の快楽のみを追求するので、「快楽原則」という。乳児期の乳児の心は、全てイドによって満たされている。
幼児期に見られる、自我はイドと現実の間を取り持つ為、外界を知覚し、どう行動すればよいかを考える。その意味で「自我」はイドの一部と言える。しかし、「自我」は次第に独立し、「現実原則」を知る。外界を知覚するようになると、自我における意識(外に向かって開かれた自我)が成長する。この時の、子供の反応が、第一反抗期だ。何の理由もなく反抗する過程...