【PB2140】 初等理科教育法 1単位目

閲覧数1,747
ダウンロード数18
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2014 年度 PB2140 初等理科教育法 1 単位目~

    使用教科書:『未来の科学教育』板倉聖宣(仮説社)

    1.「これまでの理科教育の問題点(欠陥)」について、テキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。
    2.「これからの理科教育はどうあるべきか」について、テキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。


    講評
    テキストの要点を押さえてまとめることができています。また、テーマについて自分の考えをまとめることもできています。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1 / 7

    初等理科教育法1

     1.「これまでの理科教育の問題点(欠陥)」についてテキストから学んだことをまとめ、それについての私見を以下に述べる。

     これまでの理科教育の問題点(欠陥)は、「理科の教科書」を中心に展開される「つまらない授業」であると考える。なぜ「つまらない授業」になってしまうのかという要因を、教科書の内容・教案・授業方式の観点から考察する。

     これまでの理科教育では、「事実をもとにして考えさせることが大切だ」という考え方が常識とされ、教育内容や教材が配列されてきたのである。これまでの科学教育は教科書ライターや教師のカンと断片的な経験にたよって行われてきたにすぎないのである。

    最近の教科書においては、各節のはじめのところにいきなり実験・観察は「ああしなさい」「こうしなさい」という指示が書かれている。さらにそのすぐあとには、それらの実験・観察の結果や、それからどんなことがわかるか、ということまで印刷されているのである。教科書を読むだけで結果がわかってしまってはおもしろいはずがないのである。

     そして教師はこのような教科書を基に教案を作成しなければならず、ベテラ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。