スパイロメータ

閲覧数2,646
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    スパイロメータ

    1.目的

     肺機能検査で最も基本的なものはスパイロメトリーであり,肺の量的変化とそれの時間的因子との組み合わせから種々の測定値が得られる.本実験では、実際にスパイロメータを用いて測定することにより操作方法を習得し,各測定値について理解を深めること,そして呼吸障害を疑似体験し症状に対する理解を深めることを目的とする.
    2.原理

    2-1.気体の表示法

     気体は圧力,温度,水蒸気によりその容積が変化する.容積を比較する場合は条件を揃える必要があるため,肺機能検査では次の3つの状態で表現する.
    (1)ATPS(ambient temperature, ambient pressure, saturated with water vapor)

     測定時の大気温度,測定時の大気圧,水蒸気で飽和された状態のこと.スパイロメータで測定したそのままの値.機械内でBTPSに変換してから出力するものもある.(※BTPS係数を乗ずる)
    (2)STPD(standard temperature, standard pressure, dry)

     標準温度0℃,標準気圧1気圧(760m...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。