日大通信 商品学 分冊1

閲覧数2,348
ダウンロード数5
履歴確認

資料紹介

ご利用は自己責任でお願い致します。

タグ

日大日大通信商品学

代表キーワード

日本大学商品学

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

高齢社会における商品開発の事例研究-高齢者向け携帯電話について-
現在、携帯電話市場は、アップル社のiPho ne登場以来、商品ラインナップが急速にスマートフォンへ移行しており、iPhoneとGoogle社のAndroidによる覇権争いが繰り広げられている。
一方で、今までの日本における携帯電話(フィーチャー・フォン)は、通称「ガラケー」と呼ばれる、日本独自の進化を遂げてきた。例えば、携帯アプリ(Java、BREW)動作端末や動画・静止画カメラ搭載端末、携帯電話に電子マネー用のICチップを搭載し、決済端末として利用可能な「おサイフケータイ」、ワンセグチューナー内蔵端末などが代表例である。
このような日本独自の携帯電話の中の一つに、高齢者向け携帯電話がラインナップされているが、いったいどのようなコンセプトを元に、何故このような商品が開発されたのであろうか。まず、その歴史的経緯を追っていくこととする。
日本における携帯電話の歴史は、民間向けとしては1979年にNTTが自動車電話サービスを開始し、その後、1985年、NTTが最初にレンタルとしてリリースした「ショルダーホン」が始まりである。当...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。