教育心理学 設題②【レポート】B+判定 「子どもの『不適応行動』について述べよ」

閲覧数2,770
ダウンロード数11
履歴確認

    • ページ数 : 9ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    【B+判定】をいただいております。B+判定はA判定の次点です。

    教員の評価にも、「よくできている。」と高評価の所見をいただいております。

    皆様のお力になれる資料かと思います。
    レポートなど資料作成する際の、ご参考としてご活用ください♪

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「子どもの「不適応行動」について述べよ。」
     Ⅰ.不適応行動について 

     子どもの発達過程において、乳児期には欲求不満に起因した反抗や、かんしゃく持ちなどが見られることがある。しかし、次の幼児期段階になると、欲求不満に対しての耐性が育まれ、欲求の満足が阻止されても不適応状態に立ち至らずに済むことができるようになる。不適応の状態にまで及ぶのは、欲求不満に対する耐性が弱かったり、欲求の満足を妨害する力が多大なものである場合で継続的な経過をたどる時などである。

     しかし、不適応行動が全て欲求不満に起因するわけではない。子どもの不適応行動の発現には、子ども自身の気質的要因、養育者からの相互作用的要因、養育者の個人的要因、社会的要因など、様々な要因が複雑に絡み合い影響を及ぼしている。

     1990年前後までは、母性的・父性的養育の欠如や親子間葛藤が青年期の不適応を招くという、一方向的な考えが主流であった。しかし、親子関係や環境に子どもの遺伝子型の行動発現が影響を及ぼし、相互的に作用し合うなどといった、より複雑な要因が見出されてきている。

     例えば、攻撃性に繋がるものとして、攻撃性の高さに繋...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。