株価収益率と自己資本利益率

閲覧数1,845
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    株式の評価尺度のうち、株価収益率と自己資本利益率の二つについてその内容、評価尺度としての重要性等を詳しく説明しなさい。
     株価収益率=株価÷1株当り利益
     PERは、相対的な尺度であり、何倍が適正という客観的な基準を持たない。しかし、PERが高い企業といわれている。また1株当り利益で株価を回収すると考えた時は、株価収益率は、回収に要する年数となる。
     PERは、その会社の成長力、競争会社との比較などから、株価水準を判断するうえでの重要な指標である。例えば、業種平均と比べて高ければ同業他社より株価が割高、低ければ割安、というような使い方が出来る。
     さて、PERは株価水準を判断する重要な指標であるが、日米両国のPERを比較してみると、実際には、日本のPERが高い理由について、日米の会計基準の違いや、わが国独特の株式持合によって説明されることが行われてきた。
     このうち、日米の会計基準の主な違いとしては、①日本では親会社単独の決算が中心的に用いられているのに対して、アメリカでは連結決算が中心的に用いられている、②減価償却の処理方法として、日本の方が減価償却額が大きくなり、利益が少なく計上さ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。