ご覧いただきありがとうございます。レポートの内容等で不明点等ありましたらご質問ください。(2020/01追記)
明星大学 PC3020 道徳教育の指導法(中学校)2単位分 レポートです。
ぜひ参考になさってください。
※2014,2013年度に対応しています。
※2015年度は課題が同じ場合対応していると思います。
1単位目
1.「道徳教育」と「道徳の時間の指導」の関連及び実際の指導の際に留意すべき事柄について述べよ。
2.昭和33年の特設時間設置以降の道徳教育の変遷について述べよ。
2単位目
1.「道徳の時間の指導」について、次の問いに答えなさい。
①「道徳の時間の指導」は、何をする時間か明らかにしなさい。
②「道徳の時間の指導」で読み物資料を使った場合と「国語科」の読解指導との相違点を述べよ。
2.道徳の指導法の中で下記の内容について述べよ。
①「説話」の内容と指導上の留意点を解説する共に、「強い意思でやり抜く」をねらいとする説話を400字程度で述べよ。
②「読み物資料」の特性と資料選択の際に留意すべき点を述べよ。
【参考文献】
『道徳教育の指導法』佐々井利夫・岩木晃範・森下恭光(明星大学出版部)
1単位目
1-1「道徳教育」と「道徳の時間の指導」の関連及び実際の指導の際に留意すべき事柄について述べよ。
「道徳教育」は,各教科活動,道徳の時間,特別活動等,学校の全教育活動を通じて行うものであり,これには当然家庭や地域社会との連携を図る必要がある。
「道徳の時間の指導」は「道徳教育」の要であり,学級に向け教師が重点的に「道徳教育」を実施出来る場である。
「道徳教育」の意義については,次の3点の価値,視点が指導の際の要点になってくる。
まず,①道徳的価値は大切だと思える「価値理解」,次に②人間には様々な感じ方・考え方があると理解する「人間理解」,最後に③自分以外の他者についての理解「他者理解」である。これらの価値について自覚を深め,より実践的な「道徳的実践力」を育成することが「道徳教育」の意義である。人間としての生き方について考えを深める時間として「道徳教育」の時間は存在している。
実際に指導する際の留意点として,3点あげていく。
1点目として,目的の達成についてである。「道徳教育」は道徳的価値の理解を深め,道徳的実践力を養うものである。つまり,道徳の時間について,どんなに綿密な計画...
http://www.happycampus.co.jp/docs/941640410589@hc14/121125/