人間の発達と学習「自我の発達を踏まえた指導」のあり方【玉川大学】

閲覧数5,133
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    1、「自我の発達」の概観
    2、「自我の発達を踏まえた指導」のあり方についての考察
      「エリクソンの発達段階説」を基にして、乳児期・幼児期・学童期・青年期それぞれに考察

     ※玉川大学通信教育部「人間の発達と学習」平成22年度課題<評価>C(合格)

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     このレポートでは「自我の発達を踏まえた指導のあり方」について考察する。そのために、自我の発達を概観したうえで、エリクソンの発達段階説を基に、乳児期・幼児期・学童期・青年期の自我の発達を踏まえた指導のあり方について考察する。
    <自我の発達>
    まず、自我の発達について概観する。自我の発達は、幼児期に自我が芽生え、思春期に自我が確立するといわれているが、人間は生まれてしばらくは自分と他人は同じであると認識している。1歳半から2歳頃に自我が芽生え、形式的ではあるが自他を区別する。そして、2~3歳頃に第一次反抗期を経験し、道徳的判断力や自己意識が次第に確立されていく。そして、12歳頃の第二次反抗期を経て、自分は他の人とは違う存在であり、自分は自分であるといった自我の同一性を獲得する。
    この自我発達の流れをアイデンティティ形成過程といい、このようなアイデンティティに関する代表的な理論の一つにエリクソンの発達段階説がある。エリクソンの発達段階説は人生を8つの発達段階に分け、それぞれの段階にすべき発達課題と、課題を達成できなかった時に陥る危機を合わせて紹介している。それらの課題をクリアしていくことで...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。