聖徳大学_通信教育部_保育科_保育内容・人間関係レポート【S評価】

閲覧数3,936
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    課題:自己制御について論じなさい。
    評価:S評価

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    自己制御について論じなさい

    自己制御について、また保育者の援助について論じる。

    自分をコントロールするということ1)162~163頁

    子どもは1歳を過ぎると、危険なことなどをしようとしたとき、大人がその場で厳しい表情や声で伝えると、その行動をやめるようになる。自己意識が高まり、自己主張が盛んになると同時に、自分の行動を抑制することもできるようになってくる。しかし、行動の基準を自分の内にもち、判断することはまだできず、大人からの注意がなければ自発的に行動を抑制することはできない。

    こうした大人からの強い働きかけや仲間とのいざこざといった他者とのぶつかり合いの経験を重ねていくとともに、言語および表象的な思考、記憶力といった面での発達に支えられて、子どもは次第に自分の内に行動の基準をもち、それに従って行動を抑制することができるようになる。また自分の意思や欲求を他者に対して言葉で表現したり、場合によっては方向転換するといったことも可能となってくる。おおむね2歳の終わりごろから3歳にかけて、自分で自分の行動をコントロールすること(自己統制)ができるようになる。

     柏木(1988)は、自...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。