医学一般「リハビリテーション医療の実施意義とその評価について論ぜよ」

閲覧数2,552
ダウンロード数7
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    そのまま転載するのはおやめください、参考になさってください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    医学一般Ⅱ 第一課題 第一設題

     リハビリテーション医療とは、1990年代に入ってから発展してきた医療分野で、医療技術の発達による疾病構造の変化、医療の質の変化などに加え、社会的弱者に対する人権擁護活動などの影響を受け、今日に至っている。わが国では、1963年に日本リハビリテーション医学会が設立され、理学療法士や作業療法士などの関連職種の資格制度が制定された。平均寿命が延び高齢化社会となり、障害のある人々が急増し、これらの人々の残存機能を最大限に活用するための医療という新しい概念で、残存機能の活用だけでなく、自立性を向上させ、積極的な生活への復帰を実現するために行われる一連の働きかけのことをリハビリテーションと呼ぶ。

    以上の流れを3つの段階に区切って述べる。第一段階の「急性期リハビリテーション」。これは発症した時点からなるべく早く行うもので、場合によっては対象者の意識がなくとも実施するリハビリテーションである。主に廃用症候群や合併症の予防となる。この時期のリハビリテーションの充実の差異によって社会復帰率、施設入所率、死亡率の差が顕著に生じてくる。

    次に第二段階の「回復期リハビリテ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。