印刷業界
業界規模:3兆8,383億円
経常利益計:1,263億円
売上高純利益率:+1.7%
過去5年の伸び率:-1.3%
総資産額:4兆1,475億円
労働者数:34,832人
平均年齢:40.1歳
平均勤続年数:14.3年
平均年収:500万円
(平成25年7月-平成26年6月 決算)
印刷業界 売上高&シェアランキング TOP10
企業名
売上高
(億円)
売上高
シェア※
1
凸版印刷
1兆5,320
39.9%
2
大日本印刷
1兆4,485
37.7%
3
トッパン・フォームズ
2,614
6.8%
4
日本写真印刷
1,109
2.9%
5
共同印刷
944
2.5%
6
図書印刷
559
1.5%
7
共立印刷
415
1.1%
8
廣済堂
370
1.0%
印刷業界について
印刷業界とは様々な印刷物の印刷に携わる産業のことを指します。
印刷物の種類は書籍や雑誌などの出版印刷をはじめ、ポスター、カタログ、チラシなどの商業印刷、包装材、紙器などのパッケージ印刷、太陽電池などの高機能部材印刷、化粧紙、床材などの建装材印刷など多岐にわたります。
印刷業界に属する企業は、主に大日本印刷や凸版印刷などあらゆる印刷物を手掛ける総合系、図書印刷、廣済堂などの出版・産業系、トッパンフォームズ、日本写真印刷などの産業系、朝日印刷や野崎印刷紙業などの消費財系などに分かれます。
印刷業界の仕事内容
事務(品質管理、企画開発)
事務では品質管理や企画開発を手掛けます。品質管理では出来上がった印刷物を完成させるため徹底したチェックを行います。企画開発では営業から伝えられた顧客の要望やニーズを元に売れる商品やサービスの企画を開発します。
営業(営業、販売促進)
営業では実際に顧客に赴き、商品の価格や納期、デザインなどを確認しながら印刷物を作り上げてゆきます。営業は単に製品やサービスを売り込むだけでなく取引先への企画立案やプレゼンテーションなども行います。また、顧客との唯一の接点である営業は顧客の要望やニーズを正確に研究開発や事務に伝える必要があります。
その他 業界共通の職種と仕事内容
ここでは印刷業界にかぎらず企業経営に欠かせない業界共通の職種とその仕事内容について解説しています。この部門の職種は企業経営の正常化や業務の効率化などバックエンド的な役割を担います。
経営企画
経営戦略や事業戦略の企画・立案・遂行、経営資源の最適配分などを手掛けます。企業経営の中枢部にあたります。
人事
人事の採用計画及び新卒・中卒者の採用、人事制度の策定・実行、人事評価、人材の育成などを手掛けます。
総務
庶務、法務、経営管理など一般事務を手掛けます。
経理財務
企業の経理業務、資金調達や投資など財務業務を手掛けます。
※共通職種に記載された仕事内容はあくまで一例で明確な定義はありません。実際には総務部が人事部の業務を行ったり、人事、総務、経理が同一の部署であったりするなど職種と仕事内容が混在しているケースがほとんどです。また、経理財務や法務などは外部にアウトソーシングしている企業もあります。