日本文学概論レポート 第1設題&第2設題セット M6104

閲覧数3,535
ダウンロード数49
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    2017年作成の最新版です。
    ともに合格済み(A判定)。

    参考にご活用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     国学の歴史と日本文学研究の歴史を調べ、その類似点と相違点、および、問題点についてまとめよ。
    本レポートでは、一.国学とはどのようなものであるか、二.日本文学(研究)とはどのようなものであるか、の二点について述べ、それぞれの類似点と問題点についてまとめる。
    一.国学とはどのようなものであるか
     国学とは、仏教や儒教などといった外来思想の影響を受ける前の、日本固有の文化や精神の特質を、『古事記』や『万葉集』などの古典の文献によって厳密に研究しようとするものである。
     我々が日本の文化というとき、つい茶道や華道、柔道、などを連想してしまいがちである。しかし、坂井は「一般に「日本的」と呼ばれている文化は、実をいうと、日本古来の文化ではないのだ。いずれも、仏教や儒教、要するに外来思想の影響を受けたものにすぎない」と述べている(『日本文学概論』、2010、佛教大学通信教育部、p43)。つまり、国学の研究によって明らかになる日本固有の文化や精神は、我々日本人でさえ抱いている日本のイメージとは少し違ったものである可能性があるのだ。
     国学の代表的な学者には契沖、荷田春満、本居宣長、平田篤胤などが挙げ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。