日大通信 教育原論 合格レポート

閲覧数3,840
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員770円 | 非会員924円

    資料紹介

    日大通信 教育原論 合格レポート

    課題:ペスタロッチの『隠者の夕暮』を読んで、ペスタロッチの人間観・教育観について述べよ。

    先生から「ポイントをおさえてまとめられています。」とのコメントをいただきました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日大通信 教育原論 合格レポート
    課題:ペスタロッチの『隠者の夕暮』を読んで、ペスタロッチの人間観・教育観について述べよ。
     ペスタロッチにとって、すべての人類はその本質が同じであり、その本質からくみ取った真理は普遍的な人間の真理となる。本質の奥底には浄福の力が横たわっていて、その力を完成させることは人類の普遍的な要求である。どのような身分の者でも、善良にして真理に素直な心情の力によって智慧を見つけられる。そして単純と無邪気の感覚によって浄福を見つけられる。

     ペスタロッチの教育観は、そのような人間観に基づいている。特に、すべての子供達に調和のとれた人間教育を施そうとしたことや、貧児の尊厳と権利を尊重するような博愛主義的教育思想にはそれが表れている。また、教育作用の本質を人間そのものの育成にありとする一般的陶冶の理念もペスタロッチの人間観が背景にある。特に自然の生活そのものを目指したことは大きな特徴である。たとえば、『隠者の夕暮』では、母は感謝の本質である愛を乳飲み子の心に形作ることや、子供は父に与えられたパンを食べ、父と共に囲炉裏で身を暖めることで、生涯の浄福を見つけるということが...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。