一側性失書に関する考察

閲覧数3,574
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    神経心理学における脳梁損傷による一側性失行性失書に関するレポート。「A+」評価

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    神経心理学 レポート
    一側性失書は、「左右大脳半球間の連合の離断によって生じる。通常は左手のみ生じるので一側性失書の名がある。」(島田、1991)から定義されているように、右手には障害が見られないと思われる。また、この患者の場合と同様に、脳梁損傷では、左手だけに失書がみられることがあり、これは書字機構が左半球に偏在するためであるという(大島、2002)。
    一方、開眼時の左手の場合や閉眼時の左手の場合、明らかに異なる文字になっている。開眼時の左手の場合では、余計な点が入っていたりしている。これは、視覚情報が視覚野には届いているが、運動連合野から筋肉までの過程で何らかの障害が生じたと思われるが、こ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。