教育社会学2

閲覧数1,023
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2014年提出 A判定いただきました

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第2設題:学力低下とは何かを明らかにし、社会階層のような社会的不平等と学力がどのような関わりをもつのかについて述べてください
    ゆとり教育によって学習内容の3割が削減され、授業時間そのものも減らされた。学力低下は現在、ゆとり教育の見直しという言葉と共に、マスコミに取り上げられる教育関連の内容である。またPISAやTIMSSといった国際的学力テストにおいて、国際的な学力順位も下がっていることから、ゆとり教育による児童・生徒たちの学力低下が大きな問題として取り上げられている。
     大学生に限ってみれば、学力が低下しているという議論は以前からあった。しかし今日展開される議論は、明らかにそれとは異なる。少なくともこれまでの大学生の学力低下は、ある意味で大学が大衆化した必然的な帰結であった側面もある。要するにこれまでは大学に入れなかった層が、大学生になることによって、引き起こされていたともいえるのである。しかし、その状況おいても今までは、社会全体としては教育水準が向上し学力向上と見ることもできていた。(p.61)
     けれども、現代における学力低下はこれまでのものとは違い、新しい世代の学力が前の世代の...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。