明星大学、教育の歴史と思想、合格レポート、2単位目

閲覧数2,891
ダウンロード数24
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    合格レポートです。参考までにどうぞ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    明星大学 PA3030 教育の歴史と思想 2014年度課題 2単位目
    課題 啓蒙主義と新人文主義の教育思想について要点を述べなさい。
    啓蒙主義では、中世のキリスト教の権威に根拠を求めるのではなく、人間の理性による納得や事物認識が拠り所となっている。思想の傾向としては、啓蒙を通じて社会的不平等に目を向け、それを廃止しようとすることに意義があった。啓蒙主義の教育で有名なルソーとペスタロッチについて取り上げる。

    ルソーの教育思想は書籍「エミール」の冒頭「万物を作る者の手を離れるときすべてはよいものであるが、人間の手に移るとすべてが悪くなる」から分かるように、性善説に立っており、そこから極力自然のままに育てる『消極的教育』を展開した。「エミール」中で展開されている「子供というものは小さな大人や大人の縮図として考えるのではなく、個人差を認め子供の人格や自由を尊重し、知識を教え込むのではなく心身の発達に応じた教育を行なうべき」とした「子供の発見」という人間観は、以後ペスタロッチーやバセドー等の教育者に多大な影響を与え、当時の教育観、児童観を根底から覆すコペルニクス的転回の教育思想であったと言える...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。