資料組織概説(現:情報資源組織論)

閲覧数3,903
ダウンロード数6
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    近畿大学通信教育部 司書科目 「資料組織概説」の合格レポートです。
    (設題)NCR、BSHおよびNDCに準拠した図書の組織化について、その概要を体系的に述べよ。ただし、次の5分野に区分することを原則とする。また、上記の3ツールに関する説明を含めること。
    (1)記述目録法、(2)件名目録法、(3)分類目録法、(4)目録編成法、(5)請求記号の付与法
     付随して、NCRに準拠した逐次刊行物目録の記述目録法について、図書の記述には用いない書誌的事項に限定して述べよ。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    資料の組織化とは、収集した資料をふさわしい方法で分け、それを並べて多くの資料群を作り、一方では資料群を取り出すための記録を作成し、共通の記号によって関連づけることで資料の利用のための体系が作られる過程のことをいう。これにより利用者は必要なときに必要な資料を取り出して利用することができる。一連の組織化には、資料の記録に関する組織化と、資料自体の組織化がある。

     まず、資料の記録に関する組織化についてであるが、目録法は資料のタイトル等の書誌データを記録して、それらを手がかりに、すでに存在の分かっている資料の所在を確認する記述目録法と、利用したい主題に対応する資料の存在を探すための主題目録法に分かれる。記述目録法は、NCR(日本目録規則)に準拠する記述ユニット方式と、AACR2(英米目録規則)に準拠する著者基本記入方式がある。NCRは資料の目録記入の形式を整え、一貫した目録編成ができ、目録記入の記載事項や排列の標目作成の基準となる。目録記入はISBN区切り記号法により機械可読にも対応している。記述ユニット方式は目録の作成過程において、対象資料の書誌的記述を、それらの検索のために利用される標...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。