佛教大学 A6109 日本国憲法 レポート A判定 2015年

閲覧数2,632
ダウンロード数15
履歴確認

    • ページ数 : 4ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    A6109日本国憲法のレポートです。
     
    リポート設題
    第1設題 (A4)3,200字 (横書き) 
     法の下の平等について

    レポート作成にお役立ていただけたらと思います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    近代憲法の本質は、人間または国民の権利の保障と国家権力行使の制限である。近代憲法における人権は、全ての人が生まれながらに固有の奪うことのできない権利を持っているという考え方に立っている。この思想を形成するのに大きな役割をになったのは、ヒューマニズムにもとづく個人の尊厳の思想と、近世自然法の思想である。とくに、ジョン・ロックの、人間は自然の状態において生来の自由をもっていたのであるが、それらの自由を確実に保障するために契約によって国家や政府を作ったという考え方は、人権は国家に先立って存在するものであり、逆に国家は人権をまもることに奉仕すべきものであるという主張を基礎づけ、近代革命を推進する基礎となったのである。このような思想的背景のもとに、ヴァジニアその他のアメリカ諸邦の人権宣言が生まれ、さらに、世界に影響を与えたフランス人権宣言が生み出された。
    人間平等の理念は、個人の尊厳の当然の現れであるが、近代的な諸要因、とくに人間生来の平等を主張する近代的自然法思想、神の前におけるすべての人間の平等を説く近代的宗教思想、平等価値の実現を目標とする近代民主主義などを背景にうけて、法の下の平等は近代...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。