佛教大学 2014 T0341「情報・メディアとコミュニケーション」 第1設題レポート A判定

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    資料紹介

    佛教大学通信教育課程,2014年度の「情報・メディアとコミュニケーション」第1設題リポートです。

    【第1設題】メディアと社会情報が現代社会の包括的な安定、あるいは産業や生活などに果たしている役割を、具体的な現象に則した上で、焦点をしぼって考察しなさい。

    A判定をいただいきました。所見は以下の通り

    「ビデオゲームメディアにおけるストーリー展開に、鑑賞者が介入することのできる魅力が添えられていることへの、興味深い考察と思います」

    本稿では主題に、現代情報メディアコンテンツの一つ「ビデオゲーム」をとりあげました。ビデオゲームの特徴を、他のメディアコンテンツと比較して捉え、特にビデオゲームの持つインタラクティブ性、ビデオゲームにおける行為の主体性について言及しています。

    ご自身の興味のある分野、造詣の深い分野について考察されれば良い設題だと思われますので、直接の参考にはならないかもしれません。
    ビデオゲームの理解について、このような視点もあるのだな、程度に参考にして頂ければ幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    【設題】メディアと社会情報が現代社会の包括的な安定、あるいは産業や生活などに果たしている役割を、具体的な現象に則した上で、焦点をしぼって考察しなさい。
     一般メディアでは、しばしば「暴力的」「ネットワークを通じてのトラブル」といったキーワードが報じられ、社会的に問題視されることの多いビデオゲーム文化。このような問題がある一方で、世界でのビデオゲーム市場規模は映画よりも大きくなり、各タイトルの売上が歴代映画の興行収入を上回るようになって久しい状況にある。その背景には、昨今の映画市場の低迷もさることながら、新たなメディアとしての、ビデオゲームが持つ特徴があると考えられる。本稿ではこの、ビデオゲームメディアのもつ特徴について考察し、ビデオゲームにおける情報行動の構図を浮き彫りにする。また、IT/ICT技術の進歩にともなう、ビデオゲームの表現性の成熟について触れ、今後のビデオゲームが我々の社会にどのような影響を与えるのかを推察する。

     ビデオゲームを映画や小説、音楽といったメディアコンテンツと同位に置いたとき、他のメディアにはない、最も重要な特徴が、「インタラクティブ(双方向)性」であるとい...

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