Z1115、道徳教育の研究(中) A評価

閲覧数1,927
ダウンロード数21
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    Z1115、道徳教育の研究(中)のレポートです。
    A評価で合格しています。
    レポート作成の一助にしていただければ幸いです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    道徳教育の意義について述べよ。
    道徳教育の意義

     道徳教育の意義は、人間性の養成・確立のために存在していると言える。カントによれば、本質的に人間は、人間の「道徳化」が必要であるとしている。カントによれば、人間は「動物性の状態」から「人間性の状態」へ、さらに「人格性の状態」へと人間が生まれつき持っている性格や能力を発展させていかなければならないとしている。この過程は、理性によって制御されるべき欲望を否定し、理性的な幸福への終わることのない努力の道のりである。よって、カントは、人間の教育の本質は道徳を学ぶことであるとした。

     また、ソクラテスによれば、善悪を的確に判断し、我々の行為を正しく導く「真の知」を持っている人こそが、徳を備えた人であるとした。さらに、「真の知」を求めることは、人間の本来的欲求であるともした。ソクラテスによれば、誰も悪い事をなそうと思って悪事を働く者はいない。人間が悪事や誤った行為を行うのは、何を持って悪とするのか、何を持って善とするのかを知らないからである。ソクラテスによれば、「真の知」を得ることができれば、正しい行為を自然に行うことができるようになる。

     さ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。