M6511、R0703、言語学概論 第2設題 A評価

閲覧数2,542
ダウンロード数43
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    M6511、R0703、言語学概論のレポートです。
    A評価で合格しています。
    レポート作成の一助としてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    人間の言語に共通する特徴のうち、恣意性・生産性について説明しなさい。
    はじめに

     人間は、自らの考えや感情を他者に伝える手段として、言語を使う。また、動物たちも何らかのコミュニケーションを行っていることがある。例えば、ミツバチが仲間の前でダンスを踊り、その踊り方で密のある場所を知らせることがある。人間の言語と動物たちの言語を決定的に分ける要件は、次の3点である。第1は、分節される音声を用いることでる。第2は、シンボル的記号を用いることである。第3は、シンボル的記号を用いて物事を叙述することである。

     本論では、第2の要件がかかわる恣意性を次節で、第3の要件と関わりのある生産性を第3説で概説する。
    人間言語の恣意性

     田中春美は、「恣意性(arbitrariness)とは、人間言語の伝達内容とそれを指し示す音声記号(または文字記号)との間に、必然的な因果関係がほとんどなく、各言語社会で昔から習慣としてそれぞれ独自に―つまり、勝手気ままに(ここから恣意性と呼ばれる)―結び付けられている、という特徴である。」と述べている。つまり、恣意性とは、本来は伝達すべき物事と音声記号に関係がなく、...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。