M6108、日本漢文入門、科目最終試験5題セット

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    資料紹介

    M6108、日本漢文入門の科目最終試験5題セットです。
    教科書の内容を、試験用紙の8割程度に収まるようまとめてあります。
    試験勉強の一助としていただければ、幸いです。

    参考文献:『漢文学び方の基礎〔改訂版〕』武蔵野書院
           『古文と漢文:日中比較文学史』

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    M6108、日本漢文入門(縦書き)
    1.漢字の音と訓の成り立ちについて説明せよ。

    2.ヲコト点について説明せよ。

    3.漢文における返り点を説明せよ。

    4.漢字における漢音、呉音、唐音について説明せよ。

    5.漢文における訓読を説明せよ。
    漢字の音と訓の成り立ちについて説明せよ。
    音とは、漢字本来の読み方のことで、漢音と呉音、唐音が存在する。一方、訓とは、国語に意訳した読み方で、「花」を「はな」と読む方法である。漢字が日本に伝来したのは、五世紀末から七世紀初頭の間のことであると考えられている。当時、記録を担当していた帰化人は、漢文によって記録を行っていた。しかし、文中に登場する地名や人名など固有名詞の記述に関しては、大陸から記述方法で表現することができない。そこで、地名や人名の記述にあたっては、漢字の意味と関係なく音訳することで記録した。

     その後、日本語の全てを漢字に音訳する万葉仮名が生まれた。我国の祖先たちは、本来は表意文字 であった漢字を、音訳することで表音文字 として用いたのである。そして、漢字を表音文字として使う方法からは、漢字の草書体を転用して仮名が生まれた。

    しか...

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