Z1103、教育相談の科目最終試験6題セットです。
教科書の内容を、試験用紙の8割程度に収まるようまとめてあります。
試験勉強の一助としていただければ、幸いです。
参考文献:杉田千鶴子編『教育心理学〔改訂〕』佛教大学、1999年
Z1118、教育相談の研究(中・高)
「自我と超自我の発達的問題とカウンセリングについて述べよ。」
「発達援助的カウンセリングの意義と方法について述べよ。」
「教師による教育相談(学校カウンセリング)の取り組み方について述べよ。」
「中・高校生の進路相談の意義と方法について述べよ。」
「青年期(中・高校生)の心理的諸問題とカウンセリングについて述べよ。」
「青年期(中・高校生)における人間関係のトラブルとカウンセリングについて述べよ。」
「自我と超自我の発達的問題とカウンセリングについて述べよ。」
フロイトによると心的構造は、理想の姿を求める心の超自我、自分の行動を決定する心の自我、快楽を求める心のイドの3つで構成されているという。乳児期は、生まれもった本能であるイドが心のすべてであり、オムニポテンツといって全能の状態である。二足歩行と言葉の獲得が済むと、自分で行動しなければならないので、自分の行動を決定する自我がイドから分化する。そして、第1反抗期では、自我境界が明確になり、自我の確立が促される。現実にもっと適応させるために、自我から超自我が独立し、自我を監視するようにな...