算数2

閲覧数904
ダウンロード数8
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    算数2
    1 計算は出来るが、文章題は苦手という児童が多い。文章題の解決能力を高めていくにはどうすればよいか。クルーリックは、4つの算数・数学的な問題解決過程を挙げている。その4つとは、①現実世界の問題に直面している、②その問題を適切で使用可能な数学的モデルに翻訳する、③その数学的モデルを解決する、④数学的モデルによる解決を、元の問題の用語に翻訳し直す、である。

     私は特にクルーリックの挙げた4つの過程のうち、最初の①と②の段階が、とても重要だと考える。テキストでは、この2つの過程で定式化する活動も含まれていると述べており、ここでは文章題を読んで、式を作る作業が重要なのである。

     文章題を読むことについては、国語の読解力が必要となる。教師として児童を指導するにあたり、読解力の向上はもちろんだが、算数では児童の日常生活に対応した問題をなるべく多く出題し練習させることが必要である。日常生活でどのような場面で使われているか、そうした指導が必要だということである。

     さらには演算の選定が必要になる。問題の意味するところがわかれば、次はどの計算を用いればよいか。教師は線分図などを書いて、児童...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。