明星大学.生徒・進路指導論.2単位目.レポート

閲覧数2,703
ダウンロード数6
履歴確認

資料紹介

課題:次の項目のどちらかを選択し、問題行動に対する生徒指導のあり方に言及しなさい。
①反社会行動 ②非社会的行動

本レポートは①反社会的行動

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

問題行動とは不適応な事態に対する反応であり、その現れ方が外側への反抗の形を取った場合反社会的問題行動であり、内側に逃避する形を取った場合非社会的問題行動である。前者が一転して後者に移行する場合もあれば逆の場合もある。

反社会的行動の実態について述べる。最近の非行少年の特徴は、自己中心的な価値観をもち、被害者に対する贖罪や規範意識が低い、コミュニケーション能力や自己表現力が低い、等である。教師は生徒全体の自我形成や対人関係調整能力を育てる必要がある。

反社会的行動には、暴力行為、いじめ、薬物乱用、がある。

 暴力行為とは、殺人、強盗等の凶悪犯や暴行、傷害、恐喝等を含む幅広い概念である。凶悪犯少年の特徴は、孤独で対人的技能に欠け、ひきこもり傾向が強く、現実での挫折を直視できずに自己愛や自尊心を過剰に肥大させている、自己存在感あるいは現実感の希薄さと自我同一性の危うさ、等である。

 青年期の特徴の一つに、仲間と深い絆を結ぶ傾向があり、暴力行為が集団で引き起こされることが多い。深い人間関係の形成が苦手な若者が多くなり組織としてルーズになり暴力団等の支配下に置かれやすい状態でもある。暴走...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。