1.「児童・生徒が歓迎する理科の授業とはどういうものか」についてテキストから学んだことをまとめ、それについての私見を述べよ。
2.理科の授業における「予想」の意義について述べよ。
明星大学通信教育 2013・2014年度 理科【PB2020】 1単位目
1.「児童・生徒が歓迎する理科の授業とはどういうものか」についてテキストから学んだことをまとめ、
それについての私見を述べよ。
今日、TIMSSやPISAの学力調査の結果から子どもたちの理科離れが深刻化している。また、同時に行われた意識調査では、「理科の勉強が楽しい」と思う人は45%に対し、「理科の勉強が楽しくない」と思う人は19%で二極化している。この現状を受け止め、児童・生徒が歓迎する理科の授業を考えたい。
児童・生徒が歓迎する理科の授業とは、子どもたち全員が「たのしい授業」と思えることである。この「たのしい授業」とは一体どういうものであるのだろうか。
「未来の先生たちへ」では、仮説実験授業を取り上げている。実生活の中で、無意識に見ているため考えもしなかったものを題材として取り上げ、子どもたちの学ぶ意欲をかき立てている。月、アリ、コンセントの穴、信号機の題材を通し、子どもたちに予想をたてさせ授業を展開している。このことから、科学的な見方や考え方はどうしたら身につくのかを知ることができる。人間は、...