英米文学概論(テスト1-8)

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    資料紹介

    P6101 英米文学概論(テスト1-8)
    テスト前に暗記し、無事パスしましたが、当時設題が決まっていることを知らずにいたため、各項目ごとにまとめたものになります。

    1.Old EnglishとMiddle Englishの詩について説明しなさい
    2.イギリスの地理的条件と、初期のイギリス社会の成立以来あった種々多様な他民族、他文化との関わりから、今日のイギリスが生まれた事情
    3.近代英語が成立する以前のイギリスの言葉と文学
    4.シェイクスピアと同時代の演劇の隆盛について
    5.アメリカ詩の源流ともいうべき二人の偉大な詩人を比較、対照して考察
    6. 著名なアメリカ現代小説家の代表的長編小説について
    7.ヘミングウェイの代表的な長編小説について
    8.アメリカ19世紀の二人の傑出した思想家について

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    英米文学概論
    ☆「Old EnglishとMiddle Englishの詩について説明しなさい」
     英詩の発生は言語の発生とともに、とても古く、古代にまでさかのぼる。古英詩の詩形は、古代ゲルマン民族の詩と同じ頭韻詩形である。各行が不定数の音節からなり、脚韻はなく、頭韻とストレスのみである。
     そして、文体には二つの特徴がある。一つは同じ意味の語、または句がくり返し用いられていることである。もう一つは、ケニングの使用である。ケニングとは、ある対象を2語あるいは複合詞によって比喩的に表現する迂言法のことである。たとえば、海のことは、「鯨の路」、羽毛のことは、「鳥の喜び」といった形で表現している。
     古代英語(Old English)の代表的な作品は、英雄叙事詩『ベオウルフ』である。この作品には、ゲルマン民族の北欧の異教的要素が残っているが、しばらくするとキリスト教文学へと移行する。また、この頃の英語は、現代の英語とは文法もスペルも発音も異なるものであった。
    11世紀になると、フランスのノルマンディー公ウィリアムがアングロ・サクソンを征服して、ノルマン王朝を建てた。これによって、大陸の典型的...

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