教育社会学(レポート第1設題)

閲覧数1,361
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 8ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    Z1104 教育社会学1(レポート第1設題)
    テキストをもとにまとめたものです。

    第1設題:学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べてください

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「学歴社会とは何かを明らかにし、高学歴化が進行すると教育はどのように変化するのかについて学力の視点から述べてください」
     日本は「学歴社会」である。学歴社会とは、社会における、社会的地位・職業的地位などを配分する基準として学歴が重視される社会のことである。
    日本が学歴を重んじる社会になったのは明治以降のことである。それまでの身分社会では、士農工商のような封建制度のもと、生まれによりすべてが決められ、士族の子どもは藩校へ、町民の子どもは寺子屋へと通い、学ぶ内容も将来の職業さえも決められていたのである。
    しかし、明治維新後、新政府は「富国強兵」に代表される欧米へのキャッチ・アップを意図した国家目標を実現するために、幅広い分野で相当数のリーダーを必要とするようになる。こういった変革の時期に、効率的な人材の養成および登用の方法として考えられたのが学歴社会だったのである。
    明治政府の政策は、できるだけ広い階層の子どもたちを学校という場に集め、そこで一定のルールに基づいて競わせ、本人の努力に見合った地位の上昇を可能にするものであった。その峻別に学歴が用いられるという意味での学歴社会は、みんなを等し...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。