合格レポートです。参考までにどうぞ。
課題
1.教科書第一章〜第八章冒頭の「A.文学史概観」の項を熟読し、日本語1000 字程度にまとめよ。
2.教科書第九章〜第十一章冒頭の「A.文学史概観」の項を熟読し、日本語1000 字程度にまとめよ。
中世の前半期と呼べる8~11世紀に古英語は成立した。古英語は現代英語の源流となっているが、その古英語で書かれたテキストとして、叙事詩『Beowulf』やWessexの国王Alfledによる『Anglo-Saxon Chronicle』がある。この時代は韻文が主流であり、ゲルマン詩の特徴である頭韻が顕著である。
1066年のNorman Conquestにより言語や文化に大きな影響を受けた。英語は屈折語尾の消失や統語も語順への依存度を増すなど、中英語へと進化していく。中英語期のテキストとしてGeoffrey Chaucerの『The Canterbury Tales』が挙げられる。大陸的詩作法の影響を大いに受け、ゲルマン詩の特徴であった頭韻から脱し、脚韻を用いている。
十字軍の遠征などが契機となり16世紀になるとRenaissanceが英国に渡ってきた。いわゆる文芸復興期であり、新しいものの見方や考え方が展開していく。この時代の代表作家はShakespeareである。Shakespeareは古典劇の条件である三一致の法則を無視しており、悲劇の要素が大部分を占めている。四大悲劇といわれる...