最新】(0732)農業経済論【分冊01】 日本大学通信教育部 A判定合格リポート

閲覧数2,225
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 10ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    課題:市場経済の発達した国々の農業において、農業の経営組織として家族農場が~
    講評:課題の趣旨を読み取り、教材から適切な内容を学習・吸収した様子が伺える。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    市場経済の発達した社会では、株式会社などの営利企業がその経済活動の中心となっている。この点、農業についても、19世紀半ばのイギリスにおいては、現代の一般的な産業と同様に、営利企業がその中心となっていく傾向が見られた。
    これについては、1951年の時点で実に農業労働力の80%が賃金労働者であった事がデータから分かっている。
    当時、農業経営者は地代を払って土地を借り入れ、また、賃金を払って労働力を雇い入れるなどして、まさに営利企業として利潤を追求する手法が広く成立していた。
    この為、当時、イギリスに続いて市場経済の発展を果たしつつあった他の国々においても、イギリスの先例と同じく、農業が営利企業によって経営されるようになるものと予想されていた。
    しかし実際には、それらの国々において、現在も農業が営利企業を中心に行われるようにはなっておらず、家族農業がその中心となっている。
    また、先に例に挙げたイギリスにおいても、近年、労働力を雇用する経営は減少し、農地を自分で所有し、自分と家族の労働力で経営する家族自作農業が多くなってきている。
    では、なぜ、発達した市場経済の下で、土地所有者、農業経営者、農...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。