S0835 病弱虚弱児の心理・生理・病理

閲覧数1,917
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    特別支援学校教諭免許に関する科目です。
    シラバスの留意点(病弱・虚弱児教育の対象となる主な疾患すなわち1)悪性腫瘍、2)循環器疾患、3)腎疾患、4)気管支喘息、5)糖尿病・内分泌疾患、6)膠原病、7)てんかん・神経疾患について、関係する組織・器官の生理と病態を文献など参考にして理解できているかを踏まえた上で、医療と教育の連携に論及できているかに留意する。)を確認してから取り掛かると作成しやすいと思います。A評価でした。
    レポート作成の参考にしてみてください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第1設題:病弱・虚弱児の主な疾患について、生理・病理を簡単に説明し、医療と教育の連携を具体的に述べなさい。
    1)悪性腫瘍
     小児期に生じる悪性腫瘍を「小児がん」と呼ぶ。年間の発生数は15歳までの小児人口1万人あたり1人くらいである。まれな疾患ではあるが、小児期の致死的な疾患としては最右翼の位置を占める。
     小児がんは成人のがんとは大きく異なり、成人のがんがほとんど上皮性の悪性腫瘍であるのに比べ、小児がんのほとんどは非上皮性の悪性腫瘍であり、上皮性のものは数%にすぎない。
     小児がんの種類として1番多いのは急性白血病ならびに悪性リンパ腫からなる造血器腫瘍であり、全体の約半数を占める。それに脳腫瘍と神経芽腫が各10%ほどで続く。その他に腎から発生するウィルムス腫瘍、横紋筋肉腫、骨腫瘍(骨肉腫、ユーイング肉腫など)がある。
    2)循環器疾患
     循環器疾患は、大きく分けて①先天性心疾患、②後天性心疾患の2つである。先天性心疾患には、①小さな心室中隔欠損や軽症の肺動脈狭窄のように治療も必要なく一般生活に規制がない疾患から、②大きな心室中隔欠損や心房中隔欠損、③心内膜床欠損症やファロー四徴症のように...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。